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アセビ毒

桜がぽつりぽつりと咲き始めたよ

04232013 2分咲き?

アセビ(Pieris japonica)も地味に咲いている

馬酔木 04232013(2)

でも 一日中ほんとに寒くてね
もう冬も終わりかなぁと思ってせっせと掃除した薪ストーブに また火をいれて

あったか〜 04232013(3)
(また掃除するのかぁ 面倒くさい〜  by 母)

ストーブに一番近い椅子でのんびりしている夕方に 友人がアセビ抽出液を作るためにアセビの葉を取りに来ました
じんわり暖かくてとろけそう〜 04232013(4)

馬が食べたら脚が痺れて酔ったようにふらふらする っていう毒をもつアセビ(馬酔木)

アメリカでも庭木として植栽されているのだけれど お友達はガーデニング・シーズンになると葉を収穫に来ます

アセビの葉をお湯でぐつぐつ5〜10分ほど煮出したものに液体石鹸やらお酢やらを混ぜて ハダニやアオムシ用殺虫スプレーや シカ・うさぎ除けスプレーとして 
さらに 小麦粉やコーンミールを混ぜてお団子作って ネクイムシや掘りモグラ対策に使っているんだって

アセビだけでなく 他のツツジ科の植物(シャクナゲ・サツキ・マウンテンローレル等)にも量は少ないけれど同様の有毒物質が含まれるそうで たしかにこの辺りを徘徊しているシカもこれらの庭木は全然食べない

うちではアセビ抽出液は使わないので お友達にしてみれば宝の持ち腐れに見えるらしい

テルペノイド系の有毒物質(グラヤノトキシン)を含むアセビは 害虫だけでなく人や動物にも影響が出るのね(口渇 痺れ 吐き気 低血圧 心収縮異常・不整脈等) 

ぼくが間違えて舐める可能性のあるトトロ家では アセビ抽出液は使わずにもっぱら『にんにく唐辛子スプレー』
駆虫薬としてもシカ除けにも『にんにく唐辛子スプレー』

それにしても・・・・
 
友人は『アセビ抽出液は自然農薬なので ケミカルfreeなオーガニック(有機)ガーデニングだ!』と言うのだけれど・・・ 
アセビの毒は 合成化学農薬ほど安定性はないにしろ 猛毒には違いないわけで・・・
『自然農薬』だから『自然』で『安全』と過信しすぎている気もして・・・
取り扱いに注意してね と それとなく話しをしてみたけれど・・・・

ま ここでグチグチ言っても仕方ないんだけどね
(彼女 日本語ブログ読めないし)

えぇっと みなさんも『自然』由来のものだから『安心』と勘違いしないでね
ほら 
フグ毒とか かび毒とか トリカブトだとか "all natural" とか言ってる食品とかね


*****風邪&インフルエンザの季節を乗り越えるために******
1. 栄養たっぷりの食事 (特にビタミンA、C、D、&B)
2. お水をたくさん飲む
3. 適度な運動
4. 休息をしっかりとって疲れをためない
5. 糖分摂取を減らす
6. 調子悪いかな?と思ったら無理をしない
7. 手洗い ごしごし!
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ぷりぷりの鶏肉

日本での鶏肉等の下処理に関して全く知識がないので 今回のお話はアメリカ中心で

昨日ちょっと触れたように お母さんのお友達が 鶏肉など食用家禽のPlumping処理の認知度を広める運動に ここ数年とっても積極的に関わっています

Plumped chicken(Plumpingされたチキン)って 日本語でなんて言うのかなぁ?
「ぷるぷる&ふっくら処理された鶏肉」でいいのかな?

09072010 ぽってりネコ
(今日も薄汚れてとってもきたない・・・・ by母)

ここアメリカでは70年代頃から 鶏肉や七面鳥などの家禽生肉に生理食塩水(0.9%食塩水/体液や海水濃度に近い)や チキンブロス(鶏スープ)を注入して ふっくらぽっちゃりに量増ししたモノを 普通に販売しています

この「ぽっちゃり化処理された鶏肉」は 調理してもふっくら柔らかくジューシーに仕上がるし チキンブロス注入鶏肉なんて鶏肉の味がしっかりする(はず?)
おまけに生理食塩水もチキンブロスも合成添加物ではないので 「100%ナチュラル!」って宣伝してもOK

09072010(2) ぷりぷりネコ

で 何が問題になっているかというと
1)販売されている鶏肉重量には当然この食塩水やスープの量も含まれているので ・・・消費者はそれだけ多くお金を払うことに
2)「100%ナチュラル」とかいう 健康をうたったような宣伝文句は妥当なのか
3)この処理によって ナトリウムの含有量が数倍〜5倍に跳ね上がること

こちらのロサンジェルス・タイムスの記事によると(http://articles.latimes.com/2010/jan/04/opinion/la-ed-chicken4-2010jan04)総重量の5分の一ほどが ぽっちゃり化のために注入された液体だとか
(お母さんがよく行くスーパーで確認したら15%から18%の量増しだったので 5分の一よりは少し少ないかな)
ま 見ためのいい柔らかいお肉にお金を払いたい消費者心理をうまく利用されてしまったといえば それまでだけどね

でも 健康ブログとしては 2)と3)は見逃せない!!!!

塩分(ナトリウムや塩化ナトリウム)の過剰摂取が高血圧の原因になり その高血圧が心臓発作や脳卒中などの血管系疾患の大きなリスク要因であることは良く知られているよね
市場には減塩製品があふれているし 食品ラベルにはナトリウム含有量表示が義務つけられているし NYCではレストランのメニューに総カロリー量とナトリウム量の表示を義務付けようという動きになってきています

家族に高血圧のヒトがいる家庭や 高血圧の家族歴がある人などの食生活は まず「減塩」から取りかかることが多いでしょう
で 「allナチュラル」な鶏肉を 食塩/鶏スープかさ増しを知らずに購入し 普段のレシピよりも塩分をちょこっと減らして愛情たっぷりのヘルシー鶏肉料理を作って・・・
うーん でもこれじゃほとんど減塩になってないよね

そうそう 鶏スープ注入肉だったらそんなに塩分量多くないんじゃないの?って思う人もいるかもしれない
えっとね 結論からいうとね 0.9%食塩水である生理食塩水とほぼ同濃度の食塩量に調整された鶏スープを注入しているはずなんだよね
塩分濃度が体液に近い状態のものを注入しないと 筋肉の細胞が破壊されてしまってぷりぷりにならないから

こちらの記事(http://www.2theadvocate.com/features/food/47539147.html)では 一人前 4oz (115g) の鶏肉で 非処理の場合に45−70mg Plumping処理した場合には200−400mgのナトリウムが含まれるとしています
200−400mgのナトリウムは 500-1000mgの食塩に該当するんだよ

ハムやベーコンなどの加工肉と比べると少ない塩分だけれど 消費者が全く意識していない明確に表示されていない「隠れた塩分」としては多すぎる値だと思わない?

みかけ上ぷりぷりに & パサパサ肉をジューシーに & 重量を増してお値段アップ の目的で 食塩水やしょっぱい鶏スープを注入するなんて・・・家禽生肉販売業者のエゴじゃないの〜? って思います
健康のためにヘルシーな食生活を意識している人には とんだ迷惑

「No Plumping (ぷりぷり加工してません)」を売り文句にしている鶏肉は けっこう普通のスーパーでも手に入ります(おそらく一番値段の高いモノ)
でもね スーパーで売られている感謝祭用のターキー(七面鳥)は 過去2年間どれもPlumping処理されているものしか見つからなくて・・・結局 高級食材店で家禽農場直売のターキーを買うことになりました(おいしかったからいいんだけどね)

もっと手軽に ほんとうに健康的な食材が手に入ればいいのになぁ〜
と しみじみ思います

アメリカ在住のみなさん
enhanced up to **% with water, salt, chicken broth, corn syrup, and ......... という隅っこの小さい小さい表示に注意してみましょうね

日本在住のみなさん
日本の鶏肉事情も是非教えてくださいね

(追記)
ナトリウム量と食塩(塩化ナトリウム)量を混合している人が結構います
食塩量の40%がナトリウム量です
この記事(健康的な野菜ジュース)で ナトリウムと食塩の計算式に触れています

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エコバッグも洗おうね!

資源を再利用しゴミを減らすのに役に立ち かつ手軽でおしゃれなエコバッグ
みなさんは綺麗に洗って使っていますか?

ぼくのお母さん ものすごーく汚れたときに内側を消毒用アルコールを薄めた液で拭いたりしたことはあったのですが・・・・24日付けのアリゾナ大学ニュースレターを読んでいてびっくり

「大腸菌などの細菌に汚染されたエコバッグ」
Reusable Grocery Bags Contaminated With E.Coli, Other Bacteria


06272010 大腸菌?
暑いときは蒸れを防ぐ寝かたをする(手足おっぴろげ)これもエコです

アリゾナ大学(ツーソンの総合大学)とロマ・リンダ大学(南カリフォルニアの生化学・医歯薬系大学)の共同研究結果についての記事なのですが 要約すると
「使用済みエコバッグの半数以上から大腸菌をはじめとする腸内細菌が検出された」というもの

インタビューとエコバッグ回収は ツーソン(アリゾナ州)・ロサンジェルス・サンフランシスコの3都市で(ツーソンを都市と呼んでいいのかなぁ)
84個のエコバッグを それぞれスポンジで内側をくまなく拭いとって培養すると〜
51%から大腸菌・エンテロバクター・セラチア・クレブシェラなどの腸内細菌を大量に検出(特にロサンジェルスのサンプルから高頻度で検出)
ちなみに新品のエコバッグやお店のレジ袋からは 菌は全く検出されず
またインタビューの結果では 97%がこれまで一度もエコバッグを洗ったり除菌したことがない と回答

文献(記事文中に研究者が発表した論文へのリンクがあります)では最後に次の点を今後考慮していくように訴えています

・エコバッグを定期的に除菌・殺菌すること
・生肉などの生ものを他の食品とは別のバッグに入れるようにすること
・食料品に使ったエコバッグを他の目的で利用しないこと(ジムの服や本など)
・生肉などを入れたエコバッグを長時間車の中に保管しないこと
・細菌汚染に関する注意書きをエコバッグに加えるよう州などが規制すること
・細菌汚染のリスクと予防(洗浄)の意識を広げるためのキャンペーンを行うこと

文献中で特に気になったのは ロサンジェルスでの菌検出率が高かった点
暖かくて湿気もあるロスの気候が影響しているのではないか と研究者は分析しているの
ツーソンは暑いけど乾燥しているし サンフランシスコは湿気はあるけどロスよりも涼しいからね

ということは これから高温多湿の季節を迎える日本でも要注意ってこと!

手洗いや洗濯機洗いで 99.9%の細菌が取り除けるそうですよ
お母さんは洗うのが面倒なので とりあえず持っているエコバッグを全部ひっぱりだしてきて 消毒用アルコールを少し薄めたものをスプレーして自然乾燥させませた
(60%以上の濃度があれば ほとんどの菌やウィルスを殺菌できます)

あ 変色などしたら困るようなブランドものエコバッグをご利用の方は アルコールを使う場合には隅っこのほうでテストしてからにしてくださいね
(お母さんのは全部1〜2ドルの安物バッグなので・・・)

日本人とアメリカ人を比較すると おそらく日本人のほうがエコバッグを丁寧に使っているような気がするので みなさん洗って使ってらっしゃる方ばかりかもしれませんが・・・念のため 記事紹介させていただきました

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アガベは生活習慣病予防にいいの?

数ヶ月前から定期的にぼくのブログへ訪問してくださっているかたには ぼくやお母さんがアガベシロップを「健康や美容のため」にお薦めしていないことはもうご存知だと思います

アガベシロップは健康にいい? http://rascalthecat.blog124.fc2.com/blog-entry-373.html
アガベシロップと糖尿病 http://rascalthecat.blog124.fc2.com/blog-entry-376.html
果糖が必要なケース http://rascalthecat.blog124.fc2.com/blog-entry-374.html

え?またアガベ?しつこいよ〜 と言われるかもしれませんね
でも もう一度 ここで念を押したいのです

アガベシロップを『健康や美容そして生活習慣病予防にいい』という理由で多用したり 人に薦めるのはやめてください!!

05182010 お願い!!
(明日は 〜おくすりとしてのタンポポ〜 について書く予定です)

・バランスのよい食事をとること 
・定期的に運動をすること 
・睡眠をしっかりとってストレスをためないこと 

この3つで 生活習慣病の大半が予防できます
(もちろん これらは健康と美容の究極の秘訣でもあります!)

そのうえで 個人の好みで甘味料を選んだり 甘味料を毎日の生活にほどほどに取り入れることには全〜く反対しません

ぼくが言いたいのは「健康や美容にいいらしいよ」「糖尿病のひとにいいんだってさ」と聞きかじりの情報で人に薦めないでほしい ということ

超ハイ・フルクトース(高果糖)シロップであるアガベを積極的に使ったところで 食後の血糖値の急激な上昇は抑えられる(GI値が低い)けれど それがそのまま「健康にいい」「生活習慣病予防になる」というのは飛躍しすぎです

たしかに GI値の低い食品というのは 1)消化分解されてブドウ糖(グルコース)ができる糖分(ショ糖・麦芽糖・乳糖などの二糖類等)やブドウ糖そのものの含有率が低かったり 2)水溶性植物繊維含有量が多いためにブドウ糖の吸収が穏やかだったりするために 食後の血糖値上昇は緩やかです
糖尿病患者さんやボーダーラインの人たちには 血糖値コントロールの意味でも食品のGI値を知ることはとっても役に立ちます

でもね
「健康のために低GI食品を!」というスローガンのもっとも大切なポイントは 
『単糖類や二糖類などの摂取をできるだけ控え 植物繊維やタンパク質そして良質な脂質を含む食品を積極的に摂ろう!!』 ということなの
つまり 単糖類である果糖の集合体アガベを GI値を理由に薦めることは この大切なポイントから大きく大きくズレてしまっているの

次の一連の文章 読んでみてください

『果糖(フルクトース)は体内で中性脂肪に変換・蓄積されやすいために メタボリックシンドロームや各種生活習慣病(高血圧・高コレステロール症・高脂血症・糖尿病・動脈硬化など)を引き起こす可能性が問題視されています』



『果糖はブドウ糖と異なり食後に血糖値(血中ブドウ糖値)を急激にあげないので GI値が低い栄養素(単糖類)であります』

そして

『一般的にGI値の低い食品(低糖・高繊維・高たんぱく)は生活習慣病の予防にいいと言われています』

ですから

『果糖は メタボリックシンドロームや各種生活習慣病予防にすぐれており 特に血糖値コントロールの必要な糖尿病患者さんにおすすめです』(←え???)

おかしくないですか?
繰り返して読んでください
おかしいでしょ

こちらでも書いたように 糖尿病の患者さんたちは血糖値コントロールと同時に 合併症予防もとっても大切なんです
この合併症の予防には 血糖値だけでなく 血中脂質(中性脂肪)や血中コレステロールをしっかりコントロールし続けることが必須なの! 

ほんとうにしつこくってごめんなさいね
でもね この「健康のために甘味料をアガベに変えたわ♪」って状況に直面する機会が最近増えすぎているの
適度に使うのには なんにも問題ないんだよ
個人の好みにいちゃもんつける気もさらさらない

でも どうかみなさん 
「健康のため」「美容のため」「生活習慣病予防のため」「糖尿病患者さんのため」って言葉を使わないで
そうじゃないから

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アガベシロップと糖尿病

アガベシロップは 糖尿病の人にいいのか?
cocofulさん(@LA茶房)から質問がありました
「いいとは言い切れません」 ってのが ぼくの返事

04022010 曖昧な・・
昨日の雪はもう溶けたので 外でネズミ・ハンティング(この30分後からまた雪)

血液中のグルコース(ブドウ糖)濃度が激しく上下しないように 食事のタイミングや内容 投薬のタイミングなどを注意深くコントロールしないといけない糖尿病患者さん
ほんとうに大変ですよね
甘いものが食べたい時だってある
お医者さんは 普段使いの甘味料として 血糖値をあげない糖アルコールのステビアなどの甘味料を薦めてきたと思います

そこに 超高果糖(フルクトース)でブドウ糖をほとんど含まないアガベシロップが登場し 「GI値が低いので糖尿病にいい」と製造会社が宣伝文句に使い始めた
ブドウ糖をほとんど含まない = GI値が低い = 血糖値をあげない  のは事実
でも フルクトースの摂り過ぎが引き起こす害が問題にもなっているんだよ
糖尿病の専門医の中にも 超高濃度フルクトースが糖尿病患者さんにベネフィットがあるのかどうか臨床検討するべきだ という意見の人が増えています

まず何度も言っているように フルクトースは中性脂肪値を増やします
2型糖尿病の原因のひとつに肥満が疑われているように 肥満(中性脂肪過多)はインスリンの感受性を低下させる懸念があるの
また糖尿病治療の2大柱は 血糖値コントロール(高血糖の予防)と合併症予防
血液中の中性脂肪の長期にわたる上昇は いろいろな臓器や血管に悪影響を与えるので 合併症予防の面でもプラスになるとはいえない

その他にも フルクトースの害として「問題視されているけれどリサーチ数が充分でない」ものとして
コレステロールを上昇させる可能性
細胞に酸化ダメージを与える可能性(老化促進 血管ダメージなど)
銅欠乏をひきおこす可能性(コラーゲン形成阻害 貧血 骨への影響 コレステロール/血糖値コントロールへの影響への懸念)
肝臓へのダメージ(脂肪肝をひきおこす可能性)
尿酸値を著しく上昇させる可能性
などなど・・・・

血糖値コントロールには役立っても 合併症予防の観点(これ 糖尿病患者さんにはとっても大切)からはマイナス面が目だつ
これほどいろいろ問題点があげられているのに「いいとは言い切れません」なんていう曖昧な返事しかできないのは「糖尿病患者さんへの直接的な影響を検討したリサーチ結果がない限り 臨床の世界では断言できない」から
うん それだけ
ぼくのお母さんの患者さんには お母さん個人の意見として「おすすめしない」とはっきり言っています

あ あと 糖尿病の人が甘いものを食べる時っていうのは「甘いもの食べたーい」という衝動というよりもは ちょっと血糖値が低めになってきたのかな〜 ちょっと身体がだるいなぁ というときに血糖値を軽く上げるために口にすることが多いと思う
この状態でアガベシロップを使った手作りクッキーやケーキは・・・・おわかりのように血糖値をあげてくれないので逆にとっても危険ですよ

アガベシロップは健康にいい?(こちらから)
果糖が必要なケース(ここです)
も合わせて読んで 参考になったと思ったら ↓のランキングもよろしくね♪

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果糖が必要なケース

トトロさん(お父さん)がコネチカット&NY出張から帰宅!
東海岸で記録破りの大雨を経験したトトロさん どうもコロラドに雨雲を持ち帰ってきたようで・・・
デュランゴは今日からずっと雪の予報

03312010 はむはむ

久しぶりの再開に喜ぶトトロさんとぼく
あまりのべたべたラブラブぶりに・・・ お母さんは図書館に逃避行中

03312010(2) チアリーディングで応援中

さてさて前回 超ハイフルクトース(高果糖)シロップのアガベ人気に疑問を呈するエントリーをこちらに書きました

「健康・美容目的で高果糖甘味料に頼るのは本末転倒で肥満&生活習慣病のもと!」
それを日頃からお母さんやお母さんの友達から聞いているトトロさん
「コネチカットでテレビ見てたら ハイフルクトース・コーンシロップ(果糖ブドウ糖液糖)を擁護するための啓蒙コマーシャルを見たよ!」と教えてくれた

詳しい内容は覚えていないみたいなんだけど コーンシロップ入りの清涼飲料を飲もうとする友達に「身体によくないよ」というと そのお友達が「いやいやハイフルクトース・コーンシロップはかれこれメリットがあるんだよ」と反論する内容らしい
(うちはテレビを見ない家庭なので・・・詳しい人いたら詳細教えてください)
ハイフルクトース・コーンシロップの健康被害に関する情報が広まりつつあるアメリカで 危機感を覚えた企業が必死でキャンペーンをやってるのかな?

ハイフルクトース・コーンシロップは ブドウ糖と果糖がだいたい半分ずつ
アガベシロップは 果糖がほとんど(90%) の甘味料

ブドウ糖(グルコース)も果糖(フルクトース)も 最も小さな単位の糖分「単糖類」なので 体内にすみやかに吸収されます
そして ブドウ糖はエネルギー源として使われ 余ったブドウ糖と果糖はエネルギーの備蓄分として中性脂肪に変換されて(体脂肪として)蓄えられます

ひどい低血糖の場合には 果糖ブドウ糖液糖(ハイフルクトースコーンシロップ)は血中のブドウ糖濃度を速やかに上げてあなたの命を助けてくれるでしょう
一方 アガベシロップは果糖ばっかりなので血中ブドウ糖濃度を上げるのに役にたちません(低GI値)

激しい運動や労働に従事している人 エネルギー不足を痛感している疲れやすい人
こういった人にもハイフルクトース・コーンシロップは 血中のエネルギー源を急速に補う意味で役立ちます
ブドウ糖不足時には 身体は果糖や中性脂肪からエネルギーを作り出すので アガベシロップも運動前や運動後に重宝します
とにかく「単糖類は吸収が早い」
これが ブドウ糖や果糖を多く含む食品の利点

そして 痩せている人 & 太りたい人
ハイフルクトース・コーンシロップやアガベシロップは 中性脂肪になる果糖を大量に含んでいるので体脂肪量を上げる手助けをしてますよ
(でも 痩せていて太らない人や 急激に体重が減った人は 他に原因がある場合が多いので専門家に相談するのをお勧めします)

結論

製造メーカーがいかに利点を強調しようと ハイフルクトース・コーンシロップ(果糖ブドウ糖液糖)やアガベシロップ(果糖液糖)が必要なのは
1.低血糖時(アガベシロップは不可)
2.激しい運動の前後
3.重労働の前後
4.疲れやすい人
5.痩せすぎの人
などに限られると思います
(健康や美容のためにおすすめできる甘味料ではありません)


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2. お水をたくさん飲む
3. 適度な運動
4. 休息をしっかりとって疲れをためない
5. 糖分摂取を減らす
6. 調子悪いかな?と思ったら無理をしない
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アガベシロップは健康にいい?

ぼくからのお母さんへのお土産について書いたこないだの記事に対して カナダの自然療法医aki先生から akiセンセんちのトラ助くんからのおみやげは「ヒナ」だった・・・・っていうコメントが

というわけで 今日は鳥さんを追いかけています

03242010 休憩中も目線はトリにくぎ刺し

春はいいね
太陽のしたで思いっきり運動できるので ほんとうに気持ちがいい(まだ寒いけど)

03242010(2) クロッカス

突然変異? 03242010(3)

さてさて 今日は最近お母さんが疑問に思っていることを書こうと思います

それは「アガベシロップはほんとうに健康にいいのか」ということ
(今日の記事は長いけれど 是非最後まで読んでほしい)

アメリカではもう何年も前から健康甘味料として流行していて 最近では日本の健康情報サイトなどでも取り上げられる機会が増えているようですね
こちらではデュランゴみたいな田舎でも 健康食品専門店だけでなくスーパーの甘味料売り場で手に入るようになりました

アガベシロップは メキシコやアリゾナ州などの砂漠地帯で育つブルーアガベ(竜舌蘭)から絞ったものを加工した製品です
 
絞りたてシロップ原料の主成分は イヌリンと呼ばれる果糖(フルクトース)が繋がった多糖類で ヒトの消化酵素では分解されないネバネバ水溶性食物繊維のひとつ
イヌリンたっぷりの絞りたてシロップは ほとんど甘みがないので甘味料として使われることはなく アルコール度の高いお酒テキーラの原材料になっていました

この「果糖(フルクトース)がたくさんつながったイヌリン」を熱を加えて分解し ばらばらの果糖(フルクトース)にしたもの それが甘味料としてのアガベシロップです
(「生」「ローフード」をうたったアガベシロップも 実際には「低温処理」したシロップで ほんとうに未処理のシロップは甘くないので使えません)

そう ブルーアガベシロップは 高果糖(フルクトース)甘味料なんです
ほとんど純粋な果糖甘味料がほんとうに健康にいいの? っていうのがお母さんの疑問

果糖の摂り過ぎが 肥満や生活習慣病の原因になりうることは前にも書きました
ビタミンたっぷりのフルーツも 果糖を含むので摂り過ぎは肥満につながるって有名だよね
ブドウ糖(グルコース)を50%ほど果糖(フルクトース)に置き換えたハイフルクトース・コーンシロップ(高果糖液糖 果糖ブドウ糖液糖 高果糖コーンシロップ)の摂り過ぎも問題視されはじめているよね(過去記事はここ
ブルーアガベシロップは その成分のほとんどが果糖(フルクトース)なんだよ

アガベシロップがもてはやされる要因のひとつに 血中のブドウ糖濃度を上げにくい(GI値/グライセミック・インデックスが低い)ということがあります
血中のブドウ糖濃度を上げにくい理由は・・・・
「アガベシロップにはブドウ糖はほとんど含まれず 大部分が果糖であるから」です

GI値は 糖尿病や反応性低血糖症のヒトなど 血糖値(ブドウ糖濃度)をコントロールする必要がある方にはとても重要なのだけど GI値が低い=「健康にいい」ではありません

フルクトースはグルコースのようにエネルギー源として直接速やかに利用されることはなく 大部分が中性脂肪に変換されて「緊急時の」エネルギー備蓄に回されます
つまり・・・・
血中の中性脂肪(トリグリセリド/TG)を上昇させる → 体脂肪が増える 
はい はっきりいって太ります
メーカーが言う「健康にいい」「美容にいい」「ダイエットにいい」は本当なの??

血中の中性脂肪の上昇が コレステロールの上昇に繋がることはもうわかっています
高果糖アガベシロップ多用は 中性脂肪値を上げて生活習慣病への近道になりかねません

アガベシロップは
「GI値が低いので健康にいい」
「GI値が低いのでダイエットに役立つ」
「GI値が低いのでメタボリックシンドロームや生活習慣病を予防する」
「GI値が低いので美容にいい」
これらの宣伝文句は GI値というものがよくわかっていない人たちが考えたものだと思う

GI値というのは あくまで 食品摂取後にどのくらい血中ブドウ糖糖濃度が上昇するかの指標
糖分含有量の少ない食品に関しては上記の文句は正しいといえますが ブドウ糖含有量が少ないのでGI値は低いが かわりに果糖を高濃度で含む(果糖そのものともいえる)高果糖シロップ「アガベシロップ」には当てはまりません

アガベシロップそのものを否定しているんではないんだよ
血糖値が上下するのを抑える必要がある人たちには大助かりの甘味料だし 適切に低温処理されたシロップにはビタミンやミネラルも含まれる
はちみつやメープルシロップなどその他の天然甘味料だって 利点もあれば問題点もある

でも あたかも「健康や美容にいい すべての人に使ってもらいたい最高の天然甘味料」みたいに宣伝されるのはおかしいと思う
くせがあって決して万人うけする味じゃないのに「健康にいいから」という宣伝にのせられて我慢しながら使ってる人(コーヒーショップで会ったおばちゃん)なんて見てると おせっかいをやかずにはいられない

大手食品会社が手を出し始めたようなので 危険性を訴える研究者の声もこれからは聞こえにくくなるかもしれない
それでもやっぱり アガベシロップが果糖甘味料である限り 中性脂肪や肥満・生活習慣病への影響は完全に否定できないはず

「アガベシロップはほんとうに健康にいいのか」
疑問に思っている自然療法専門医がここに一人と一匹いること みなさんも覚えていてね!

追記(3月31日):
果糖が必要なケース っていうエントリーを追加しました(こちら
追記2(4月2日):
アガベシロップと糖尿病 エントリーを追加しました(こちらからどうぞ)


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らすかる  
7歳 元気いっぱいのおすねこ
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自然療法医(アリゾナ州&コネチカット州医師免許)
元薬剤師
米国コネチカット州在住

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